便秘と大腸がん

便秘の人は大腸がんになりやすい!これってホント!?

現在、日本で約8割の女性が“お通じに悩んでいる”とのことです。 従来より「便秘の人は大腸がんになりやすい!」と信じられてきました。 たしかに、便秘は大腸の不調ですから、そこから大腸の病気=大腸がんという発想 につながったのかもしれませんが、果たしてこれは本当なのでしょうか?

実はこの考え・・・間違いなのです。実は厚生労働省研究班より、 2007年の新聞で「便通が2~3日に1回と便秘がちでも、 大腸がんになる危険度は特に高まらない」と発表されているのです。 これは、約7年間の期間研究し出されたデータをもとに、便秘と大腸がんの関係性を調べたものです。 つまり、この結果を聞いてわかる通り「便秘の人は大腸がんになりやすい!」 説は間違いであったといえるでしょう。

しかし、「便秘だからといって大腸がんにはならない」ことがわかったとはいえ、 便秘はそのままにしていいものではありません。 便秘は大腸がんと関係ないとはいえ、様々な影響を与えますし、 身体が不調を訴えている信号でもあるのです。 例えば、普段から2~3日に1回の便通の人は、 日数を回数だけ見ると便秘がちですが本人が辛くなければ何も問題はありません。 ところが、これまで毎日お通じがあった人が、ある日突然2~3日に1回の便通回数になれば、 それは辛い事です。身体に何かしらの変化があり、腸に影響が出ていることになるのです。

便秘には様々な原因があると考えられています。 水分不足、食物繊維不足、不規則な生活、運動不足、現代社会において避けて通れないストレス・・・ これらをすべて改善することは困難であるかもしれません。 ですので、普段の生活の中で、自分に何が不足しているのか、生活の見直しをしてみることが大事です。 ここのところ飲み会続きで不摂生な生活を送っていた、休みの日は家から出ないでごろごろしてばかりいた、 など、便秘になった原因がきっと判明するはずです。 そうすれば、対処法もおのずと見つかりますよね。 便秘は身体が不調を訴えているサインです。 いくら大腸がんにならないとしても、何かしら身体が“いつもと違う”動きをしているのですから、 見逃さないことも大切です。 大腸がんとのつながりはないとわかりましたが、便秘とあわせてお腹が痛くなったり、 お腹が下ってしまったりする場合には、大腸がんではない他の病気の可能性もあります。

もちろん便秘改善には、先ほども書いたように自分でできる対処法があります。

・水分を摂ること

・食物繊維が多く含まれるを積極的に摂ること

・適度な運動を心掛けること

・規則正しい生活を送ること(朝食をしっかりとること)

など、自分が意識して便秘を改善させる方法もあります。 できれば病院に行かないで便秘を改善させたい、と思うはずです。 これらは自分の意識でできることですので、 現在便秘に悩む方は少しだけでも意識して生活を送るとよいのではないでしょうか。

しかし、自分でできることをやっているのに、便秘が改善されない場合には、 医師の診断を受けることをオススメします。専門の人からのアドバイスは、自分自身も安心できますし、 心強いはずですよ。 単に「便秘」といっても、実は便秘にもいくつか種類があるのです。 それらは我々が自分で判断できるものではありませんし、 医師に処方してもらう薬を飲んで改善を急いだ方がいい場合もあります。 もし不安に思う場合には、迷わず医師に相談してください。 きっと、悩みも解決され安心して毎日を送れるようになるはずですよ。 辛い便秘で悩む人が、一人でも少なくなってくれるといいですね。

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